デュポンN&Hが提供するプロバイオティクスBi-07 TMの摂取で免疫機能が向上

高齢者の免疫機能向上を示す新たな臨床試験結果を「Journal of Nutritional Science」に発表

 デュポン株式会社(本社:東京千代田区、代表取締役:田中能之)のニュートリション&ヘルス事業部は、英レディング大学と共同研究の結果、プロバイオティスク乳酸菌製剤Bifidobacterium lactis Bi-07TM摂取により、高齢者の自然免疫細胞の一種である食細胞の機能改善することが判明、「Journal of Nutritional Science」誌に発表されたことを報告しました。
(原文サイト:http://dx.doi.org/10.1017/jns.2013.31 (英語))

 一般的に、高齢者は加齢に伴う腸内細菌叢及び免疫機能低下により感染症や代謝性疾患に罹患しやすくなり、免疫機能向上が健康維持には不可欠と言われています。
 免疫細胞がバクテリアや感染細胞を取り込む食作用は、感染症に抵抗する仕組みのひとつで、今回の研究結果からプロバイオティクスBi-07TMが、食細胞の活性化を通じ、免疫機能を向上させ高齢者の健康維持に寄与することが判明しました。
 免疫機能向上に関しては当社の主力研究分野のひとつであり、今後も研究に注力していく考えです。

実験方法

 健常な高齢被験者40名を4グループに分け、二重盲検プラセボ対照無作為化交差試験を行いました。40名の被験者にはそれぞれ、マルトデキストリン(8g/d:プラセボ)、プレバイオティクス(GOS 8g/d:ガラクトオリゴ糖)、プロバイオティクス(Bi-07TM, 109CFU/d)、シンバイオティクス(GOS 8g/d+Bi-07TM 109CFU/d)をサプリメントの形で21日間投与しました。1日の投与量は用量反応試験に基づき決定しました。被験者は実験前28日間のB.Lactis及びGOSの非摂取期間を設け、事前摂取の影響が無い状態で試験を行いました。

治験データ

 免疫機能及び腸内細菌叢の組成を調べるために、血液、唾液、糞便を被験者から採取しました。食細胞の活性については、血液サンプルを培養することにより確認を行いました。
 実験前の摂取による結果の偏向を最小限にするため、0日目(実験開始直前)及び21日目(実験最終日)のサンプルを使い分析は行われました。
 分析の結果、Bi-07TMを摂取した2グループではプラセボ摂取グループと比べて単球細胞(p<0.001)及び顆粒球細胞(p<0.002)の食細胞活性が高いことが判明しました。また、その他のパラメーターでは、摂取グループ及びプラセボグループで変化は見られませんでした。

主な知見

 過去の知見では、健常な成人に対しては28日間の非摂取期間が有用であるとされていましたが、今回の高齢者の実験では28日間は十分ではないことが判明しました。これはプロバイオティックス及びプレバイオティックスの腸内細菌叢、及び免疫活性への影響が年齢などにより異なることを示唆しています。
 また、本研究にてBi-07TMの摂取が健常な高齢者に対して食細胞の活性を高める結論をつけました。本結果は、食細胞の活性低下により感染症へ羅患するリスクが高まる高齢者に対して有用である可能があります。

健康への取り組み

 デュポン ニュートリション&ヘルスが持つ総合的なソリューションは、胃腸・免疫系・心臓・筋肉の健康及び体重管理などの消費者需要に対処するため、メーカー各社が、健康訴求型の特性を備えた、積極的に健康を増進する製品を開発する上で役立っています。パン類・飲料・菓子・乳製品・肉・インスタント食品・小児栄養食品・栄養補助食品など、主な産業部門の個々のニーズに応じて、当社の技術が幅広く適用されています。加えて2013年12月に多様な消費者セグメントの免疫機能向上への需要に応えるため、新たなプロバイオティクス「HOWARU®Protect」シリーズを発売しました。

 デュポン ニュートリション&ヘルスは、持続可能でバイオ技術に基づいた食材や、安全かつ健康で栄養価の高い食糧を、先進的な微生物解析技術によって広範囲にわたり製造することにより、人類が直面する食糧問題の解決に貢献しています。お客様との緊密なコラボレーションを通じて、デュポンは常に革新技術の研究開発に全力を尽くし、比類のない市場価値を創造し続けています。

デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。

 

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