デュポンのアイオノマー封止材、N型セルに対するPID耐性を確認
第三者試験機関の試験により明らかに
 

デュポン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 能之)のデュポンPVソリューション事業は、第三者試験機関である株式会社ケミトックス(本社:東京都大田区、以下ケミトックス)で実施したPID(Potential Induced Degradation:電圧誘起出力低下)試験によって、デュポンの太陽電池用アイオノマー封止材が、N型結晶シリコンセルに対して良好なPID耐性を有する事が確認されたと発表しました。
 日本国内における太陽光パネル用アイオノマー封止材の開発、販売は三井デュポンポリケミカル株式会社が行っています。

 従来のP型結晶シリコンセルの太陽電池モジュールで起きていたPID現象の対策のひとつとして、アイオノマーやポリオレフィン、配合改善したEVA等、絶縁性の高い封止材が有効であることは業界内でも広く知られています。
 一方、より発電効率向上を図るため、高効率太陽光モジュール用として使用が広がっているN型セルに対しては、従来の封止材では充分なPID耐性が確認されていませんでした。
 今回ケミトックスにおいてデュポンのアイオノマー封止材とN型セルを組み合わせて試験を実施したところ、Pm保持率が98.5%という結果を得、他の封止材では確認できなかったN型セルに対する良好なPID耐性が確認されました。

【ケミトックスによる試験結果】

 

 

 

 

デュポンのアイオノマー封止材は、ユニークな電気特性と耐久性、透明性をあわせもっており、高効率で長寿命な太陽光パネルを可能にしています。N型セルに対するPID耐性のメカニズムは未だ解明されていませんが、デュポンのアイオノマー封止材によって、さらなる高効率、高信頼性の太陽電池モジュール実現を目指すお客様に対して、新たなソリューションを提供できると確信しています。

 今後もデュポングループは、高品質かつ高信頼性を備えたモジュール用材料の開発を加速させ、お客様のご要望に対応するとともに、事業の拡大を図ってまいります。

 デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。

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