デュポン、FMCとの合意を発表
農薬事業の一部を売却し、FMCのヘルス&ニュートリション事業を買収–
–戦略的な価値創出に向けたダウとの合併への重要な前進–
–合併完了は8月1日から9月1日の間を予定–

2017年3月31日、米国デュポン社(本社:米国デラウエア州ウィルミントン、会長兼最高経営責任者:エドワード・ブリーン)は、研究開発機能の一部を含むデュポンの農薬事業の一部をFMCに売却し、FMCのヘルス&ニュートリション事業の大部分を買収することでFMCと最終合意に達したことを発表しました。本取引の対価は、12億ドルの現金と4億2,500万ドルの運転資金含むFMCからデュポンに支払われる資産額の差異を反映した16億ドルです。本売却は欧州委員会から条件付で承認されたダウとの合併に対するデュポンのコミットメントを満たすものです。

「本合意は、株主、顧客、社員を含む全てのステークホルダーに最善の結果をもたらしました」とデュポンの会長兼最高経営責任者のエドワード・ブリーンは述べています。「予定されている独立した農業関連会社は、デュポンとダウの統合による強みが生み出す利益を享受します。この強みには、拡大した製品群や世界中の農業生産者の選択肢を増やし、イノベーションの創出を促す、遺伝資源、バイテク品種、農作物保護製品の強固なパイプラインが含まれます。また予定されている特殊化学品会社の主要成長分野であるニュートリション&ヘルス事業も一層強化されます」。

「FMCとの本合意は両社に利益をもたらす競争促進的な合意であり、規制当局からの承認プロセスを促進させ、ダウとの合併やその後の独立した3社における戦略や価値創出を可能にします」とブリーンは締めくくりました。

ダウとの合併により見込まれる、約30億ドルのコスト削減ならびに10億ドルの成長効果に変更はありません。

売却が予定される農薬事業資産

本合意により、FMCはデュポンの広葉雑草用除草剤およびリナキシピル®、サイアジピル®、 インドキサカルブを含む一部の殺虫剤を取得します。またFMCはデュポンの農薬事業の開発パイプラインとその組織を取得しますが、種子処理、殺線虫剤および最終段階にある開発プログラムは除外されます。最終段階の開発プログラムに関しては、デュポンが開発を継続し上市を行う予定です。さらに、デュポンが引続き販売する製品および研究開発に必要な従業員についても、対象から除外されます。売却予定の事業に関する2016年の売上げは14億ドルです。

売却後にダウと合併する農業関連事業は、強固な農薬事業資産を保持し、それらにはトウモロコシおよび大豆用の広葉・イネ科除草剤、優れた穀類用除草剤、デュポンの殺菌剤における強固な地位、ダウ・アグロサイエンスの業界をリードする殺虫剤製品群が含まれます。統合された農業事業は、強固な研究開発を基盤に、革新的ソリューションやさらに幅広い選択肢、競争力のある価格と価値を世界中の生産者に提供するために、種子および農薬製品における卓越したパイプラインを活用することで、成長を加速して参ります。

FMCのヘルス&ニュートリションビジネスの買収

本合意の一環として、デュポンはFMCのヘルス&ニュートリション事業を取得します。本事業の2016年売上高は7億ドル超で、主要分野は食品用の増粘多糖類と医薬品用の添加物です。この事業はデュポンが保有するニュートリション&ヘルス事業と相互に補完しあい、成長効果をもたらします。FMCのヘルス&ニュートリション事業を統合することで、デュポンは製品群ならびに拠点の拡大が可能とりなり、N&H事業をより強固なものとすることができます。

デュポンのニュートリション&ヘルス事業は、食品原料産業におけるリーダーです。食品メーカーがより安全で健康に寄与する、より安価で栄養のある食品や飲料を提供するために使用する幅広い原料を、環境にやさしい原材料を使用し製造しています。この取引は、食品用の製剤や増粘多糖類に必要な主原料へのアクセスを強化し、急成長する薬品添加剤分野への参入によるビジネスの拡大や市場への新たな販路を提供します。結果、デュポンのニュートリション&ヘルス事業の地位は強固なものとなり、成長の加速、研究開発への投資、さらなる製品およびソリューションを世界中のお客様に提供することが可能となります。

FMCとの取引は、デュポンとダウの合併完了ならびに関連当局の承認をはじめとする諸条件を満たしたのち、2017年の第4四半期に完了する予定です。

FMCとの合意要求を満たすため、デュポンとダウは、合併終了時期を2017年8月31日に延長しました。合併は、関連当局の承認をはじめとする諸条件を満たしたのち、8月1日から9月1日の間に完了する予定です。3社への分割は、合併完了後、18ヶ月以内に実施される予定です。また、デュポンとダウは、スピンオフは素材科学会社から実施する予定であることも発表しました。

本契約に関するデュポンの財務関連アドバイザーは、Evercore とGoldman, Sachs & Co.が、法務関連アドバイザーはSkadden, Arps, Slate, Meagher & Flom LLP が担当します。

デュポンは本ニュースリリースのご説明として、米国時間3月31日(金)午前9:00にカンファレンスとウェブキャストを予定しております。ウェブキャストとプレゼンテーション資料は、当社ホームページの投資家向け欄にあるEvents & Presentationsをご覧ください。カンファレンスのウェブキャストは90日間ご利用可能です。下記電話番号におかけ下さい。

TEL(米国): 1 (630) 652-3042, Passcode 6596503#
詳細は、http://www.dupont.comにアクセスしてご覧下さい。

デュポンは1802年の創業以来、世界最高水準の科学技術を基盤に、革新的な製品や素材、サービスを提案しています。お客様や政府、NGO、オピニオンリーダーとの連携を通じ、世界中の人々に十分に安全な食糧を提供すること、化石燃料依存からの脱却、人と環境の保護など、世界的な課題へのソリューションを見出すご提案が出来ると信じています。デュポンの取り組みに関する詳細は、http://www.dupont.co.jp(米国サイト:http://www.dupont.com)をご覧ください。

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本参考資料は、米国時間2017年3月31日に米国デュポン社が配信したリリースの抄訳です。当資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。将来の見通しに関する記述は、米国デュポン社が配信したリリースをご参照下さい。