Kevlar® を使用した石油・ガス産業向けの強化部材

40 年以上にわたって、DuPont™ Kevlar® は石油・ガス産業向け強化部材の革新を先導し続けてきました。

Kevlar® は、下記のような石油・ガス産業向け強化部材に採用されています。

オフショア ホース、パイプ
Kevlar®  ブランドの高強度な繊維は、海上石油施設の事業に大きく貢献しています。 海底装置を制御するために掘削プラットホームや製造施設上から設置される高圧油圧ホース、アンビリカルでは、Kevlar® を強度補強材として使用することで、スチール管ではなく柔軟性の高い熱可塑性プラスチック ホースの使用が可能となります。 Kevlar® は、海底から製造プラットフォームまで石油を輸送するためのパイプであるライザーの補強にも使用されます。 耐薬品性と耐食性の特性を併せ持つ Kevlar® は、荷重を加えると時間とともに変形が増大していく「クリープ」下においても伸びにくいため、特に海上石油採掘や製油といった過酷な用途に最適です。

陸上配管
Kevlar® 繊維は無補強のパイプよりも優れた高圧特性を有しているため、陸上での小口径の可塑性プラスチック パイプ (RTP) の強化部材としても適しています。 強化可塑性プラスチック パイプは継目なしの一連続長で製造することができ、コイル状にして設置現場まで運ぶことが可能です。 スチール製パイプにはない優れた耐食性の特性を備えた可塑性プラスチック パイプは、 スチール製パイプと比べて設置コストが低く、腐食環境においても長い耐用年数を発揮します。

老朽化パイプの再生
現在、各先進国ではパイプライン網が網目のように縦横に張り巡らされていますが、その多くが耐用年数の終わりを迎えようとしています。 エネルギー供給者や公益事業団体、各産業が、鉄鋼の腐食した係留索や管網の置換に伴うコストの高騰に直面しています。 従来の修理や置換方法は高額であるだけでなく、特に都市部においては供給系や周辺のインフラストラクチャの妨害にもつながります。 革新的な DuPont™ Kevlar® ブランドの繊維を使用すれば、トレンチレス工法でさまざまな種類のパイプラインを従来よりも大幅に時間を削減しながら修理、置換更新することが可能。 ダウンタイムや中断を最小限に抑えるほか、 大幅なコスト削減も実現します。 Kevlar® 繊維は、柔軟な高圧プラスチック パイプの補強材として使用することで老朽化した管網の性能を再生するなど、従来のテクノロジでは実現し得なかった領域に新たな可能性をもたらします。 新しいパイプラインは既設パイプライン内に挿入され、 その強靭かつ柔軟な構造により、屈曲部だけでなく最長 2,000 メートルまでの供給が可能です。 パイプラインの直径は実質変わらないため、体積流量の損失はゼロ。 インナー ライナーは完全に独立しており、元のパイプは経路としてのみ使用されるため、継続的な劣化が生じることもありません。

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