ヒート ストレスから守る DuPont™ Nomex®

ヒート ストレスはどのような場面でも危険ですが、特に消防士にとっては命にかかわるおそれがあります。 実際、ヒート ストレスは消防士の死傷原因の第 1 位です。 Nomex® 繊維は、通気性を高めてヒート ストレスを軽減します。

55

ヒート ストレスを軽減する快適な衣服
米国の統計情報 (Firefighter Fatalities and Injuries: The Role of Heat Stress and PPE、2008 年 7 月) に、消防士の主な死傷原因はヒート ストレスで、高温にさらされて深部体温が上昇したところに肉体労作が重なるためであることが示されています。

デュポンでは、防火服は消防士を防護すると同時に、ヒート ストレスの一因となる代謝熱を放出させなければならないことを認識しています。 このため、Nomex® 繊維には、パラ系アラミド繊維が最適な割合で混紡されています。 その結果、通気性が最大になる生地構造と、Nomex® 繊維の軽量性により、ヒート ストレスが軽減します。

体温がもたらす危険性
出動時に消防士が火炎に近づくと、深部体温を調節して体温が上がらないようにするために、身体の何百万もの汗腺が長時間にわたって活性化します。 衣服の断熱特性が高い場合は、問題が一層複雑になります。 内部に蒸気がこもると衣服が湿気を帯び、さらなる労力や体熱を要します。 そして、消防士の深部体温が上昇しすぎると、判断力が鈍り、ミスや事故につながるおそれがあります。 湿気が蒸発すれば、身体から熱が取り除かれます。 ただし、汗が皮膚から蒸発できなければ、このプロセスは機能しません。 多層服では、アウターシェルに通気性があることが極めて重要です。 通気性がないと、蒸気が放出されずに体表付近にこもります。

抜群の通気性
アウターシェルの生地に Nomex® 繊維を織り込むことで通気性が飛躍的に高まり、中間層がその機能を発揮します。
突発的な火災などで生じる強烈な熱に包まれると、Nomex® 繊維は瞬時に厚みを増してバリアを増強し、熱伝達を軽減します。 Nomex® を織り込んだ混紡生地は軽量ながら理想的な快適性、通気性、防護性のすべてを備えているため、この生地製の衣料は多数の消防士に選ばれています。