オフィス チェアにフレキシブル プラスチックを使用

Man sitting in Knoll Chair

フレキシブル プラスチックで仕事に柔軟なアプローチを実現

ニュージーランドの Formway Design によって設計された Generation by Knoll® ワーク チェアは、新たなレベルの快適さを実現し、体の動きを制限することなく、今日の機能性を求められるオフィスで働く際のさまざまな姿勢や作業スタイルを支援しています。 この Generation チェアは、製品が体の動きに応じて変化するという弾性設計のアイデアを新たなレベルに高めたものです。

DuPont の高性能熱可塑性プラスチックが本来持っている柔軟性を利用した Generation チェアは、体の位置が変わるたびに体の動きに応じて文字通り曲がります。

DuPont は Generation by Knoll® チェア プロジェクトの初期段階から関与し、設計の基礎を築き、それにより同社は賞を獲得しました。 DuPont は Formway Design と Knoll に最適な情報を提供し、これにより両社は、家具業界にこれまでに類のない材料の使用法を生み出しました。 このチェアの設計では、非常に機能的で構造的な部品に DuPont パフォーマンス ポリマーのフレキシブル プラスチックを活用しています。

材料の柔軟性と耐久性

チェアの曲がる機能と支える機能のポイントは、DuPont の高性能熱可塑性プラスチックである DuPont™ Hytrel® TPC-ET と DuPont™ Crastin® PBT をこの設計の重要な部品であるフレックス バックとダイナミック サスペンション制御部に使用することにあります。

フレームのないフレックス バック設計は、体の動きに合わせて曲がり、フレックス バック ネットが背中を抱くように支え、8 の字の形をした独自の構造体により多面的な動きが可能になります。 Knoll の設計ディレクター、Benjamin Pardo 氏は、「フレックス バック ネットは 8 の字の構造体に取り付けられていますが、スキン部分と骨格を別々の部品として考えると誤解を招く恐れがあります。これらは密接に結び付いていますから」と話しています。

チェアの革新的な最新型ダイナミック サスペンション制御部にも Hytrel® と Crastin® が使用されており、シンプルな非機械的制御で、体重補正を行い快適な座り心地を提供します。 連結金具やスプリングの複雑性を排除した制御部に使用されている部品数は、従来のチェア メカニズムの 3 分の 1 です。 柔軟性や耐久性といった材料本来の特性により、さまざまな方向への多様な動きが可能になります。

Pardo 氏は、「この材料がフレックス バック ネットとダイナミック サスペンション制御部に弾性と耐久性をもたらすことで、これらは 1 つの部品として本質的に構造と機能を兼ね備えたものになっています」と話します。 動きと構造の両方を提供する材料を使用することで、チェアを作るために必要な部品の数も労力も軽減されます。 その結果、Generation チェアの重さは 37 ポンドで、他の高性能タスク チェアより軽量となっています。

これは、SMaRT© Sustainable Platinum に格付けされた最初のチェアで、性能、品質、持続可能性を設計に統合することへの Knoll のコミットメントを反映した成果です。 また、このコミットメントは、再生可能資源材料をチェアに使用することに関する、Knoll と DuPont の間で進行中の開発業務作業にも反映されています。 フレックス バック ネットの材料は、再生可能資源材料を重量比で 50% 以上含む Hytrel® RS に移行しています。 Hytrel® RS グレードに置き換えることで、既存の石油化学系材料に比べて性能を損なうことなく環境フットプリント縮小に貢献することができます。

Generation by Knoll® チェア プロジェクトは DuPont が包括的な革新と提案している典型的な例であり、設計事例として高い成果を挙げています。またそのストーリーは進行中です。

Generation by Knoll® は、Knoll, Inc. の登録商標です。