平成18年度 ほ場試験のお知らせ(2006年05月29日)

 デュポン株式会社は、シンジェンタ ジャパン株式会社と共に、平成18年6月から12月にかけて、シンジェンタ ジャパン株式会社 研究本部中央研究所神座試験センターにて、遺伝子組換え大豆のほ場試験を行います。

 弊社は、農林水産省・環境省に対して遺伝子組み換え大豆の隔離ほ場においての使用等についてシンジェンタ ジャパン株式会社と共同申請を行っております。この遺伝子組み換え大豆は、4月20日に開催された専門の学識経験者による総合検討会で審議され、検討会では「この大豆を使用することで生物多様性影響が生じることはない」との結論が出されました。これをうけて、農林水産省・環境省は、平成18年6月19日まで「パブリックコメント」を行っており、国民から広く情報や意見を募集しています。その意見を踏まえてこの大豆の隔離ほ場試験を行ってよいかどうかという判断がなされます。今回、弊社が申請し、意見募集にかかっているのは次の案件です。

大豆
(系統名:DP-356043-5、除草剤グリホサート及びアセト乳酸合成酵素阻害剤耐性大豆)


 この大豆は、グリホサート及びアセト乳酸合成酵素阻害剤の二種類の除草剤の影響を受けないよう改良したものです。これら遺伝子の働きによって、ダイズに影響を与えることなく、ダイズや雑草がある程度大きくなってから、実際に畑に生えている雑草の種類を見て、必要に応じてこれらの除草剤を単独で散布したり、組み合わせて散布し、雑草を完全に除去することが可能となりました。土を耕すことで生じる土壌の流出などをふせぐための不耕起栽培を行うと、雑草などが増えるという問題点がありましたが、本ダイズを栽培すると、ある程度大きくなった雑草を完全に防除でき、持続可能型農業の普及に貢献します。

 日本においては、環境安全性の承認に必要なデータの取得を行うため、今年カルタヘナ法に基づいて、シンジェンタ ジャパン株式会社研究本部中央研究所神座試験センター内の隔離ほ場で試験栽培を行います。なお、食品の安全性及び飼料の安全性については、順次申請を行っていく予定です。

 隔離ほ場試験では、除草剤耐性大豆と従来品種の大豆を栽培し、生物多様性影響評価のための調査を行います。播種は農林水産省及び環境省から承認を得られた後に行い、試験終了は12月末を予定しております。詳細は除草剤グリホサート及びアセト乳酸合成酵素阻害剤耐性大豆の栽培計画書(41KB) をご参照ください。