デュポン社のデュポン・パーソナル・プロテクション事業は、2020年2月にクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客および乗員の間で新型コロナウイルスの感染が拡大したことを受けて、リカバリープロ社およびベルフォア・グループと共同し、特別清掃を実施しました。世界保健機関(WHO)が定めた除染プロトコルに従って、同各社が連携体制をとった結果、効果的な清掃および消毒作業を実施することができ、同船は再び運航の安全性を取り戻すことができました。
リカバリープロ社は、親会社のベルフォア・グループの支援を受けて、同船内の清掃および消毒作業をリードしました。同グループは、災害復旧および設備修復における世界的なリーディングカンパニーです。最前線で働く清掃作業員らの安全を確保するために、デュポン™タイベック®防護服が使用されました。
『デュポン™タイベック®防護服を選んだ理由は、着心地の良さ、着脱のしやすさ、引裂きや破れに強い耐久性が揃っているからです。』
ベルフォア・アジア社 アジア・コンプレックス・ロス・ディレクター グイド・ガビーノ氏
個人用防護具(PPE)の供給量が限られていたことや、24時間3シフト体制で働く清掃作業員が着用する大量の防護服が必要であったことなど、同船の除染作業を完遂するために対処しなければならない新たな課題が次々と生じました。これらの課題に加え、全世界においてPPEに対する前例のない需要にもかかわらず、デュポン社は直ちに対応し、ダイヤモンド・プリンセス号プロジェクトでの清掃および消毒作業に適切なPPEソリューションを提供しました。
『デュポン社による多岐にわたるサポートに心から感謝しています。私たちは、このような困難な時期において乗り越えていけるPPEのグローバルリーダーと協力できることは真の価値があると考えています。』
リカバリープロ株式会社 マネージング・ディレクター 番矢 理氏
ダイヤモンド・プリンセス号の事象は、公共の場における新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、清掃および消毒作業の強化が必要不可欠である、ということを示すほんの一例に過ぎません。世界中のあらゆるクルーズ船運航会社、学校、病院、介護施設における清掃および消毒作業は、今回のパンデミックの影響を受け続けるでしょう。今後起こりうる感染の流行から身を守るためには、これら一連の作業を適切に実施できるかどうかが非常に重要になっていくのです。
デュポン社は、清掃および消毒にあたる作業員に対して、最適な実施方法とガイダンスを提供し続けています。ウイルスの危険に対処するために適切な防護服を選択し、正しい着脱方法を学び、その手順に従うことは、清掃および消毒作業全体を通して有効性の一部となっています。これらのエッセンシャルワーカーは、適切なトレーニングを受け、正しいPPEや装備、洗浄製品を使用することで、安全と健康を維持しながらも、清掃および消毒作業に必要なツールを手に入れることができるのです。
ダイヤモンド・プリンセス号に関する詳細情報やお客様の声、デュポン社がグローバルPPEプロバイダーとして果たした役割については、以下の動画をご覧ください。